うちのコってどうなの?
自宅でシャンプーに挑戦しよう!
第7回自宅でシャンプーに挑戦しよう!
こんな風景見たことありませんか?
1.アスファルトの上のチリ、ホコリ | 2.土のドッグランで走り回る犬 | 3.芝生の上でお座り |
4.後ろ足で耳元を掻いている犬 |
シャンプーしたら、心地よくなりそう!
毎日のお散歩、愛犬はホコリやゴミなどが散らばっている地表近くを歩いています。愛犬の体にはホコリやゴミ、最悪の場合はダニ等がどうしても付きやすくなっています。草むらや芝生で駆け回って遊ぶのが大好きな愛犬達。できるだけ清潔に保ってあげることで、痒みやアレルギーなどから守ってあげたいものです。
トリミングサロンで頻繁にシャンプーしてあげたいですが、経済的な負担が大。そこで、ご自宅でシャンプーするためのコツをまとめてみました。
自宅シャンプーのコツ
1
愛犬の体温は約40度。シャワーの温度は40度前後にしましょう。
2
シャワーを嫌がる愛犬も少なくありません。興奮させないために、前足の先からシャワーをかけてあげましょう。前足→背中→おしり→後ろ足→おなか→顔の順にシャワーをかけてあげると比較的慣れやすくなります。また、落ち着いた声での声掛けも重要です。
3
まずは体から。円を描くようにくるくると指の腹で皮膚の表面を優しく洗ってあげましょう(人間のシャンプーと同じ要領ですね)。被毛の長い犬種は、1回目のシャンプーで被毛を洗い、2回目のシャンプーで皮膚を洗ってあげると良いですね。
4
体に付いたシャンプーの泡を洗い流してから顔を洗ってあげましょう。
5
すすぎ残しがあると、痒みの原因となることも。すすぎはとっても重要!シャワーヘッドを皮膚に押し当てるようにして洗い流しましょう。シャワーヘッドをくるくると円を描くように動かしながら当てると、泡が流れやすいです。
6
体全体のシャワーが終わったら、水分を取ります。背中から足先へと体表をなでるように手を滑らせます。足元に水分が集まったら、軽くギュッと足先をつかむと水分が絞られます。
7
難関の肛門腺絞り。肛門を時計と見立てた時に4時と8時の方向に肛門腺があります。片方の手で尻尾を上にひっぱり、反対の手で4時と8時の方向を外側から内側へ、上へ絞り出すようにします。手が汚れるので、ティッシュなどを使うのもオススメ。
8
最後に顔を洗います。耳に水が入らないように、注意します。目は、シャンプーの泡が入らないように注意しましょう。くるくると円を描くように、指の腹で優しく洗ってあげます。
9
体と同様、すすぎ残しの無いように、しっかりと洗い流したら、水分を絞ります。
ドライ
シャンプーをした後は、しっかり乾かしてあげましょう。水分が残っていると、体が水蒸気に覆われ、熱中症になることも。
まずは大きめのタオルでしっかり水分を取ります。
ある程度水分が取れたら、ドライヤーの出番です。ブラッシングしながらドライヤーを当てると、熱や風が通りやすくなり、効率的。
動き回らないよう、椅子の上など、安全な高めの場所で行うのがオススメ。もちろん、落下にはお気を付けください。
シャンプー・ドライ共に足の指の間、わきの下、関節の内側はシャンプーが残りやすいため、特に入念に行ってくださいね。
愛犬がシャンプーを嫌がるときは、無理強いせず、トリミングサロンや動物病院等のプロにお任せしましょう。
とても嫌がっている場合は、強要しない。我慢してくれたら、大げさに心から褒めてあげる。それは、愛犬と飼い主さんの絆を深める第一歩です。
第8回のタイトルは「車酔いの対処法」。愛犬とのお出かけシーンをより楽しいものにしたいですね!