ペットマッサージ
気持ちのよいペットマッサージのコツ
第2回気持ちのよいペットマッサージのコツ
いつでもどこでもマッサージしてあげたいものですが、「マッサージ大好き!」「マッサージって気持ちいい!」と愛犬に心から思ってもらえるのが飼い主さんにとってのやりがいですよね。どんなシーンでマッサージしてあげるのが最も気持ちが良いのか、考えてみましょう。
次の中で、ペットにマッサージをしてあげるのに適しているシーンはどれですか?
飼い主さんの膝の上に落ち着いて座っているとき |
空腹状態でご飯を食べたいとき | 屋外で他の犬が周りにいて、遊びたいとき |
ケガで痛がっているとき |
次の中で、愛犬が「気持ちいい!」と感じているのはどれでしょうか?
飼い主さんが本を見ながら真剣な顔でツボを押しているとき | 飼い主さんが指輪や時計などをしたままマッサージしているとき |
飼い主さんが笑顔で、愛犬は普段と変わらない表情でマッサージしているとき |
愛犬がツボ刺激による痛みを感じながらマッサージしているとき |
愛犬が「気持ちいい!」と感じるのは、7番です。
ペットマッサージの準備
ステップ1
飼い主さんは、指輪や時計をはずし、爪を短く切っておきましょう。マッサージされる犬猫も、爪を切っておきましょう。
ステップ2
お互いにゆったりとリラックスしている時が、最もマッサージに適しています。
ステップ3
妊娠時・空腹時・食後、また発熱や炎症を起こしている時は、避けましょう。炎症や外傷などがある部位を、直接マッサージするのは控えましょう。
ペットマッサージのポイント
ポイント1
ツボの位置は、まず飼い主さんの体で試してみると良いでしょう。いきなり愛犬に行うよりも、効果を実感できますよ。
ポイント2
愛犬がマッサージを嫌がる時は、無理をせず、まずは徐々に体を触れられることに慣らしてあげましょう。
ポイント3
指先から愛情と気持ちが伝わるように、力を込めるのではなく、優しいタッチで行いましょう。「きもちいいね~」などと声をかけながら行うのも、リラックス効果を高めます。
ポイント4
マッサージしている部位を見つめ過ぎると、飼い主さんがこわーい顔になってしまい、愛犬もドキドキします。飼い主さんが笑顔でいられるように、特定部位を意識しすぎないようにしましょう。
ポイント5
「きもちいい!」と愛犬が感じているといえる表情は、まんざらでもない表情。マッサージをされることに慣れてくると、うっとりした表情になってきますよ。
ポイント6
マッサージは治療行為ではありません。マッサージは、西洋医学を補完するものであることを忘れずに、症状が出ているときはまずは動物病院で受診させてあげましょう。
心と体を一連のものと捉え、健康を維持するために、心と体の両面から働きかけるホリスティックケア。ストレスに負けない免疫力や個体本来の自然治癒力を高めてあげる効果が期待できるマッサージは、ホリスティックケアの1つです。マッサージをしてあげることで、血液循環が良くなり細胞に運ばれる酸素を増大させ、老廃物を効率よく排除する手助けとなります。
また、飼い主さんの愛情を指先から伝えることで、信頼関係をさらに深めることにも繋がります。
さらに、マッサージをしている瞬間、飼い主さんの心の中のモヤモヤがいつの間にか薄れてしまっていることに気づくことでしょう。
ペットマッサージは、愛犬と飼い主さん双方の癒しとなってくれるのです。
第5回のタイトルは「皮膚のトラブル」 時のツボ&リンパマッサージです。
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- 2023.08.28
- 14:18
- ペットマッサージ