ペットマッサージ
愛犬の穏やかなシルバーライフのために

第10回愛犬の穏やかなシルバーライフのために
獣医療の発達、良質なドッグフード、ワクチン接種の徹底などにより、ワンちゃんの寿命は飛躍的に伸びています。一般的に、犬の寿命は14年と言われており、ちょうど折り返し地点にあたる、7歳くらいから老化が始まります。
日頃から、マッサージをすることで免疫力を高め、老化の進行を緩やかにしてあげることができます。
■ワンちゃんのリンパマッサージ
1.肩から腕をさする
指を櫛のように見立てて、肩から腕までを流すようにさすります。(両側とも各6回)
2.首から肩までを円マッサージ
顔を少し寝かせて、首から肩にかけて円を描くようにマッサージします。(両側とも各6回)
3.眉頭をもむ
親指と人差し指で、両方の眉頭を押さえ、円を描くように右回りに揉みます。(6回)
■ワンちゃんの経路ツボマッサージ
1.後悔 *督脈
肛門と尻尾の付け根の中間にあるツボです。「気」を強化し、体力増進やリウマチ、腎炎、慢性胃炎にも効果があります。まず尾を持ち上げてツボに綿棒を当て、尾を下げて筋肉のつっぱりをといてから指圧します。(3~5回)
※敏感な場所なので、力を入れ過ぎないように。
2.腎兪 *膀胱経
最後肋骨から数えて後方の2番目の腰椎の両側にあるツボです。日頃から刺激することにより免疫力をアップさせ、老化防止になります。親指と人差し指で両側を挟むように指圧します。(3~5回)
3.神門 *心経
前肢の肉球(手根球)の上で、小指の延長上のやや親指側の部分を綿棒で指圧します。不安感や緊張感を和らげ、精神を安定させます。(両側とも3~5回)
※乗り物酔いにも効果的なツボです。
4.腰の百会 *督脈
骨盤の一番広い部分と背骨が交わる箇所で、指が一番深く入る部分(第七腰椎と第一仙椎の間)です。 親指か人差し指で指圧します。(3~5回)
※人間の百会は頭頂部にありますが、中獣医では動物の百会は腰部にあると考えられています。
脳の老化防止、イライラ解消、整腸作用などにも効果があります。
※強く押すとワンちゃんが痛がりますので、ゆっくり力を 入れ過ぎないように指圧してください。
出典:(社)日本ペットマッサージ協会「ワンちゃんのリンパマッサージ」「ワンちゃんの経絡ツボマッサージ」

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- 2023.08.28
- 14:20
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